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ステップファミリーの子どもが孤立してしまう現状を変えたい

ステップファミリーの子どもが孤立してしまう現状を変えたい

私は2歳で両親が離婚し、母が交際相手を自宅に呼び続ける環境で育った。逃げ場がなく、母親とその男性から虐待を受けていた。近年、虐待問題は認知されつつあるが、ステップファミリーで孤立する子どもに目を向ける大人はまだ少ない。日本の詳細データは不明だが、いじめだけでなく、再婚家庭でのストレスや孤立が自殺の一因になるケースも増えているといわれる。私自身も小学生の頃から自殺願望があった。スウェーデンの大規模調査では、継親と暮らす子どもは実親家庭より自殺傾向が高く、一部研究では自殺企図が1.5〜2倍に増えると報告されている。ステップファミリーの子どもが抱える心の負担は世界的にも重要な社会問題だ。子どもは親を思うほど本音を言えず、追い詰められてしまう。だからこそ、こうした子どもたちの心を支え、継父母との関係に悩む大人も助けられる人材や施設を作りたいと考えている。

ママと娘、そして世界をつなぐ教室 〜Aurora English Academy〜

ママと娘、そして世界をつなぐ教室 〜Aurora English Academy〜

私はいま、7ヶ月になる娘「心晴(こはる)」を育てるママです。 心晴には、生まれつき心臓に小さな穴(心室中隔欠損)があり、現在も経過観察中です。 幸いにも今のところ日常生活に大きな支障はありませんが、定期的な診察や体調管理には細やかな配慮が必要です。 そんな彼女が3歳になるまで、一緒にたっぷり過ごす時間を大切にしたい。 そう願う一方で、私にはもうひとつの夢があります。 それは、アメリカ在住の親友Kellyと共に、 オンラインと対面で学べる英語教室「Aurora English Academy」を立ち上げること。 私は幼少期をニュージーランドで過ごした帰国子女で、英語と日本語の両方を活かして、 これまでインターナショナルスクールで教員をしてきました。 Kellyは6ヶ国語を話せるマルチリンガル。英語を「楽しく」「身近に」感じられるクラスを一緒に届けたいと、ずっと話し合ってきました。 産後、「育休が終われば、もう心晴とこんなふうに一緒には過ごせないかもしれない」 そう感じる日が増えました。 職場に復帰すれば、長時間の保育園生活が当たり前。だけど、今しかない娘の成長を、できるだけ近くで見守りたい。 だから私は、「Aurora English Academy」を通して、“子育て中でも自分らしく働ける、新しい働き方”を実現したいと思っています。